佐久間宜行のオールナイトニッポン０(ZERO)の番組本第２弾となる「脱サラパーソナリティ、テレビを飛び出す～佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2021-2022～」が扶桑社から出版されたということでその内容を紹介していきたいと思います！
基本情報
まずは本の基本情報から見ていきましょう！
タイトル：脱サラパーソナリティ、テレビを飛び出す～～佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2021-2022～
著者：佐久間宜行
発行：株式会社ニッポン放送
発売：株式会社扶桑社
発売日：2022年11月2日
定価：1,650円(本体1,500円＋税)
ページ数：296ページ
佐久間宜行のオールナイトニッポン０の第2弾となる今回の公式本は第1弾『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる~佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2019-2021~』と同様に扶桑社から出版されました。第一弾と比べて、ページ数も40ページ増えてより充実した内容になっています。
内容紹介
目次
目次から内容を見ていきましょう。
はじめに
フリーになったサラリーマンパーソナリティ
厳選フリートーク お仕事編
ゲストトーク特別収録 田中卓志(アンガールズ)
スペシャルインタビュー 田中卓志(アンガールズ)
厳選フリートーク 珍事件編
ゲストトーク特別収録 伊集院光
ゲストトーク特別収録 飯塚悟志(東京03)
厳選フリートーク 学生時代編
ゲストトーク特別収録 千鳥
厳選フリートーク 家族編
齋藤ディレクターインタビュー
『佐久間宜行のオールナイトニッポン０(ZERO)』番組事件簿2021-2022
あとがきマンガ「4月6日」脱サラパーソナリティ、テレビを飛び出す～佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2021-2022～│佐久間宜行
ざっくりあらすじ
元テレビ東京プロデュサーの佐久間宜行さんがフリーのプロデューサーとなってからの激動の1年のオールナイトニッポン０での出来事が記録された1冊です。
ラジオでの過去の特に面白かった厳選フリートークと共にゲストとのテレビプロデューサーならではの視点からできるトークが多数収録されています。また、アンガールズの田中さんが語る佐久間宜行や番組ディレクターの齋藤さんのインタビューから他者視点から語られる佐久間宜行についても垣間見ることができます。
特に厳選フリートーク家族編では「日本民間放送連盟賞ラジオ部門中央審査生ワイド番組部門」で最優秀を受賞した娘さんとの箱根旅行の話も収録されており、さらには箱根旅行放送回後を描いた佐久間さん直筆のあとがきマンガまで読むことができます。
読んでみての感想
ラジオでは一度聞いたことのあるトークでも文字で読むとやっぱり面白いんです。
聞いたことあるはずなのに改めて文字になって読んでみるとラジオでは聞き流してしまいがちな表現に気付くことができたり、改めてこんなことあったなぁと懐かしく思うことができたり、頭の中でその当時の雰囲気を思い出しながら頭の中で新たなラジオが繰り広げられます。
実際にラジオを聞いている感覚でどんどん読み進めることができるのです。
実際には文字を追って目で読んでいるはずなのに耳から佐久間さんの声が聞こえてくる気がするんです。
それは、ラジオでそのまましゃべっている内容を文字に起こしているからだと思います。
実際に佐久間さんが話している言葉がその時の熱を持ったまま記されているからこそ、いつもラジオで聞いている佐久間さんの声がするように思えるのかなと思ってます。
頭の中にミニ佐久間がいるのではないかと錯覚してしまいます笑。
特に印象的なのはトークの中での笑い声です。
「アッハハハハ」「フッハハハハ」「フハハ」「フハハハハ」「ハハハハ」「ハハハ」「ンハハハ」「ハハハハハ」「フハハハ」「フフフ」「アッハッハハハ」「フッハハハハ～」
最初に収録されているフリートークの中ではこれだけのパターンの笑い声がありました。
佐久間さんって特徴的な笑い声ですよね。佐久間さんがつくられているテレビ番組でも佐久間さんの笑い声が入ってるなーとすぐにわかるほど特徴的です。
フリートークの中で本人がたくさん笑っているからこそ親しみやすさがあるのではないかなと思うのと、佐久間さん自身がこの話の笑いどころを教えてくれているような気がします。
「この前のトークを聞いていたから今話してるこのトークがもっと面白く感じられる！」と思うことがラジオを聞いているとよくあります。長くそのラジオを聞いているリスナーならではの特権だと思うのですが、この本を読むことでこの感覚を一気に味わうことができます。
例えば、厳選フリートークお仕事編では特に佐久間さんの服の話に着目しています。まずは、家族と服を買いに行った話、そして、スタイリストさんをつける話、そのスタイリストさんが遅刻する話とバラバラな日に放送された話をこの1冊でまとめて楽しむことができるのです。
もし、聞き逃してしまった回があってもこの本でおさらいしておけば今後のフリートークがもっと楽しめること間違いなしです！
この本を読んで思ったのは佐久間さんのラジオがやっぱり好きだなーということです。
ラジオで聞いたことある話でも改めて読んでいると声を出して笑ってしまう自分がいるんですよね。
佐久間さんのカッコつけない等身大のトークは親しみやすくて温かみがあって惹きつけられてしまいます。
トークが放送された日付けも一緒に掲載されているので、その時の自分の気持ちやその時何していたのかを思い出しながら楽しむこともできる、佐久間さんのラジオを聞き始めてからの自分の振り返りにもなる本です。
